■屋根の落下防止用、軒上手摺部分の取りつけ
・軒上部分の支柱に下屋補強部の支柱(1800)を組足し、まず軒先上約30cm前後の所に1本、さらにもう1本45cmの所へ転落防止用手摺を取り付けクサビ取り付け部補強キャップを手ハンマーで打ち込む。
※注:高所作業は必ず安全を重視し足元の安全を十分確保してから作業する。
※注:屋根上での作業は、柱を持ち上げて打込み部材で瓦を傷つけないよう十分注意する。
■下屋足場の組立
①地上からの支柱に根がらみ用手摺部材を差し込む。
屋根勾配に応じてポケットの位置を定める。
その場合、縦方向に2本以上の手摺を取り付け、2ポケット以上の間隔を開ける。
②敷板(24cm×60cm瓦2枚用)に自在ジャッキをクギで打ちつけ固定する。
③下屋に支柱をセットする。敷板を片足で固定し、支柱を差し込む。ジャッキの高さを調節し、根がらみ用手摺を取り付け、クサビ取り付け部の補強キャップをハンマーで打ち込みます。控え支柱の取り付け間隔はスパンおきに1ヵ所設置する。
④瓦の施工前に下屋足場を架ける際はジャッキが屋根上部の30cm以上になるように設置する。
注:6/10勾配以上の下屋足場は、根がらみを取り付ける支柱をSA-18にすると、組立作業が安全に行なえる。
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