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足場の組立手順～解体時のチェックリスト

・支柱の取り外し時の注意点としては、取り外し時にジョイント部が固い時は無理して手で外すと、軒先を傷つける事があるので、ハンマーで軽くたたきながら取り外すと良い。・手摺の取り外し方は、まずハンマーでたたき、手摺の両側をゆるめて上に手で押し上げて取り外す。・ブラケットと降ろし方は、ブラケットは、この図のように仮付けしながら下へ降ろす。・最終点検は部材を撤去し忘れていないか建物を一周して調べる。・部材を車輌に運搬する際、建物に傷がついていないかチェックする。

【点検】キャッチャー足場の組立、変更の後及び地震や悪天候の後には、作業主任者は、足場を詳細に点検することが必要である。足場の点検事項と着眼点の一例を示すと、下記表の通りである。なお、点検に際しては点検表を用いて行うようにし、点検結果は責任者に報告し、その記録を保存する。

点検事項	着眼点
●部材	①部材のへこみ、曲がり、変形、さびはないか。 ②足場部材として決められたものを用いる。
●建地	①基礎はよいか。 ②建地の間隔はよいか。 ③建地は垂直か。 ④固定型ベース金具、敷板、敷角及び根がらみ等の建地の脚部はよいか。 ⑤建地の継手部はちどりになっているか。また、継手金具はよいか。 ⑥筋かいの取り付けは安全か。
●鋼製布材	①布板とブラケットは固定されているか。 ②布板は水平か。 ③布板の取り付けはよいか。
●手摺	①2m以上の作業床には、手摺を設けたか。 ②手摺の高さは90cm程度あるか。 ③コーナー部及び端部に手摺があるか。 ④手摺は堅固か。
●壁つなぎ	①壁つなぎ（控え等）の取り付け、間隔はよいか。 ②壁つなぎは壁面を直角に取り付けてあるか。
●はしご	①最低1ヵ所以上はしごがついて、固定されているか。 ②作業床より上方に60cm以上出ているか。

[参考]